NATSUMI CHIDA2021年8月12日読了時間: 4分ことしのなつおばあちゃんとおじいちゃんが、別々にデイサービスから帰宅するという連絡をもらい、慌てて5時前に着くよう家へ向かう。 到着すると、おばあちゃんがちょうどケアマネージャーさんに送られてきたところだった。 「なつこ〜」と、喜んで車から降りてきたおばあちゃん。手を繋いで、ケアマネさ...
NATSUMI CHIDA2021年4月14日読了時間: 6分病院と春この前の検査から、なんとなく、頭がぽはんとなっている状態が続いている。造影剤の副作用なのか、春だからなのか、あまり理屈が分からない。分からないというより、考えることができないような感じ。 ふと、おばあちゃんのぽはんも、こういう感覚なのかな、と思う。...
NATSUMI CHIDA2021年4月5日読了時間: 4分へんなはなしへんなはなしだけど、今日の検査のこと、すこし楽しみにしていた。読みたかった本を、ゆっくり待ち合い室で読めるだろうと思っていたから。 「造影剤を使って検査します。」と言われていたCT検査。待ち合い室での時間は、想像していたよりも短く、血圧の計測に2回失敗したから、あっという間...
NATSUMI CHIDA2019年7月24日読了時間: 2分夢の世界6:22 机の置き時計を見る。 まだ眠れるなあ、と思い、 ふたたび布団をかぶる。 : : 私は、友達の結婚式に参列していた。 サーモンピンク色の着物を着ていたのだけれど、紺色の帯がなんとなく不恰好に思えて、結び直したい気持ちに駆られ落ち着かないでいた。...
NATSUMI CHIDA2019年4月25日読了時間: 1分眠りにつくまえに (きょうのポエトリー)『美しさの孤独』 今日も君はひとり そのたたずまいがうつくしい 雪どけの土だまりのなか 小さな黄色の花びらが素敵ね 霞む太陽 濃霧の朝は やさしい燦粒の君と出会う 雑踏に馴染み 掠れた灰緑色の君 わたしの心を 新しさで打つ 一度として留まることのない...
NATSUMI CHIDA2019年1月10日読了時間: 3分街灯17時には、夜だった。 夜は青色だと思っていたけれど、 今日の夜は 黒色だと思った。 きっと、 昼間のお茶事のせいでしょう。 夏頃から、職場へお客様としていらしていた小学生の頃の先生。 現在の担当の業務のこともあり、わたしは先生の先生となって、再会をした。...
NATSUMI CHIDA2018年10月21日読了時間: 3分流星群流星群を見た。 2:13 目が覚めた。 いつ眠ってしまったのかは覚えていない。 今日、会社ですこしだけ話題になった「流星群」。夜中の2時が見頃だと聞いたことを、身体が覚えていた。 天体のイベントがある夜は、 父のことを想う。 小さな頃、 母と弟と父と、深夜に家の畑に出て、...
NATSUMI CHIDA2018年9月18日読了時間: 3分そよかぜ「そよかぜ」は そよそよした風だから、 「そよかぜ」というのかな。 そよそよというオノマトペ、 すてきだ。 オノマトペという語音も、すてき。 オノマトペってなんだろう。 オノマトペも、オノマトペしているなあ。うん、うん。...
NATSUMI CHIDA2018年9月15日読了時間: 5分フルーツ牛乳仕事が17時に終わったので、 17時10分には制服から着替えて車に飛び乗った。 (まだ、会社員時代の中のわたし。会社員っぽい) 夕方の帰宅時は、夕暮れ空のグラデーションを追って、こころを研ぎ澄ませながら家を目指す。なんだかよくわからないですけれど、こころの感度を上げている状...
NATSUMI CHIDA2018年9月6日読了時間: 1分寂しさは、大切さかなしみは、凛として いとしみは、燦となる。 さみしさと、私はどうしたらいい、? この気持ちについて よおく考えてみたのだけれど、 この気持ちになっているの 経験として すごく心臓ぱりんなのだけれど、 大切さを、証明している そう分かったから、 全部ぐるーっと...
NATSUMI CHIDA2018年9月5日読了時間: 4分carpe diem『今日知った言葉carpe diemという古代ローマの詩人の言葉、「一日の花を摘め」っていう意味で転じて「今この瞬間を楽しめ」「今という時を大切に使え」っていう風に使われる』 ー『すてき』 『一日の花を摘め』 『よかったら使ってください』 ー『心の臓にタトゥーしました』...